年末のご挨拶でも書きましたように、私の曽祖父は関東大震災時に東京市長だった永田秀次郎ですが、21日付の神戸新聞で映画製作の話が持ち上がっていると紹介されておりました。大変、有難く名誉なお話です。
1940年「幻の東京五輪」招致 永田秀次郎 映画で顕彰を(神戸新聞)
ただ、この記事に「1940年の東京五輪が戦争で幻の大会となったことから、永田に光を当てることは反戦のメッセージにもなる」とありますが、戦争反対の立場でありつつも「陸軍最高顧問として戦地に赴任した」曽祖父に思いを致せば、冤罪をなくすために権力との闘いを挑んでいる私も、相手が誰であろうと自身の信念を貫き通す性分は、やはり血筋かと思わないではいられません。