平成23年もいよいよ押し迫って来たこの頃、年末恒例の餅つきと藁つきとしめ縄作りに参加して参りました。
今年は3月に発生した東日本大震災始め、台風の自然災害や原発事故等が続き、多くの方々が今後長期にわたって復興に立ち向かっていく事に思いを馳せております。そして、同じ震災を経験した兵庫県民の一人として、これからも継続支援の決意を新たにしている次第です。
100年に一度と言われる金融危機の年から更に、ギリシャの財政危機とEUの対応など海外でも大きな問題が山積しております。一方、国内では高齢化社会を向かえ、福祉財政、震災復興財政としても財源確保が喫緊の課題であり、消費税増税も叫ばれています。
そんな中、大阪の都構想の様に地域主権により無駄を廃し、財政も行政手続きも簡素に速やかに地域で決める方向を民意が採択し始めています。今後、道州制といったより大きな枠組みをどの様に構想していくのか、議員の一人として、これからの議会の在り方を強く意識させられます。
行政や議会は勿論、政治も国や街を造るのは人です。日本人の一人一人が持つ素晴らしい文化を、次世代にしっかりと引き継ぎ、技は勿論その心や徳の継承に取り組み、日本の美しい和の心の普及に尽力したいと思います。
最後になりましたが、今年は統一地方選挙で多くの方々にご支援頂きながら、スタッフの書類記載ミスから多方面にご迷惑が及ぶ事となり、代表者として心よりお詫び申し上げますと共に、今後また同様の事態を引き起こさぬよう徹底して指導して参る所存です。この場を借りまして、改めましてその決意を申し述べる次第です。
今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。