北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

ホーム > 活動リポート > 県議会で「中学生県議会2011」が行われました。

活動リポート

2011.8.29

県議会で「中学生県議会2011」が行われました。

去る22日午後、「さあ、兵庫の未来を語ろう」をテーマに、県議会で「中学生県議会2011」が行われました。87人の豆議員が災害に強いまちづくり、地域活性化のための観光客の集客やPR、自然環境を守る取り組みなど、数カ月かけて準備してきた質問を投げかけました。

これは、青年会議所近畿地区兵庫ブロック協議会が開いたもので、県から井戸知事、大西教育長、高井政策監らが答弁に当たりました。また、県議会JC議員連盟所属の 19議員もひな壇に着席し、やり取りを見守りました。

姫路・高丘中生らの開会宣言のあと、平山伸吾・JC兵庫ブロック協会長が「今日を機会に将来の兵庫のためにつながっていこう」と呼びかけたのに続いて、井戸知事が「絆と思いやりの心があれば兵庫の未来は素晴らしいものになる」、また長岡県会副議長が「将来、県会議員をめざす人が出てもらいたい」と激励しました。

このあと明石・大久保北中3年の山下実優さん、加西中3年の小嶋光太郎君を正副議長に質疑に入りました。質問は、県下を10ブロックに分け、7、8人が登壇。

西宮浜中生らは東南海・南海地震を見据えて津波に強い防潮堤の建設、また、西脇中生らが地域特産物の消費拡大を訴えました。

答弁の中で井戸知事は、「津波の高さを従来の2倍と想定、秋までに警戒区域や避難経路などを示す」と方針を語ったほか、県内特産物の魅力を発信するアンテナショップやイベントでのPRに取り組んでいることを紹介し、「特産物を地域で消費する仕組みづくりも大事」と地産地消の大切さにも理解を求めました。

このほか、自然環境を守る対策、地域の観光PRなど日頃から感じている地域の課題に鋭い指摘が相次ぎました。そして、最後には「兵庫の未来宣言」を採択、議事終了後は大西県教育長が講評し、感謝状を代表者に手渡しました。

閉会後、参加中学生はJC議連所属県議との座談会にも出席しました。

投稿者:北川 やすとし


≪ 戻る

PageTop