コロナ禍で延期が続いていた「拉致問題を考える国民のつどいin 兵庫・神戸」が、感染減少のタイミングで兵庫県公館で開催され参加しました。

黙祷の後、松野博一内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の拉致問題解決への力強い挨拶と、斎藤兵庫県知事、久元神戸市長の挨拶がありました。

昨年ご逝去の拉致被害者有本恵子さんの御母堂、有本嘉代子さんを偲び、ビデオメッセージ、有本恵子さんのお父さんである有本明弘さんの訴え、拉致被害者、特定失踪者のご家族の訴えの後、李相哲龍谷大学教授の「拉致問題は何故解決しないのか」の講演がありました。

拉致問題には、救う会の方々と街頭の署名活動をお手伝いし、幾つかの講演にも参加していますが、今回も日本人が拉致された事実と、被害者を思う家族の気持ちに強く心を動かされました。

拉致被害者の帰国に繋がる速やかな行動が求められる中、日本政府や諸外国との連携を継続しながらもなかなか解決に結びつかない現状を辛く思いますが、解決を信じ活動の継続を願い、集いに、活動に参加への思いを新たにしました。