本日、西宮市総合防災訓練が行われました。
まず午前10時から約5分間、地震が発生した訓練想定で「緊急地震速報鳴動」が市内一斉に鳴りました。
これは、「にしのみやシェイクアウト訓練」ですが、この放送をお聞きになられた方も多いのではないでしょうか。
地震から身の安全を守る行動を取るには、
(1)体を低い姿勢にとる
(2)頭を守るように机の下に避難や、腕や荷物で頭を守る
(3)1分間はそのままじっと動かない
これを常に身につける事で自助にもなります。
また、午後1時30分より津門中央公園(災害時に地域防災拠点となる)で、地域防災拠点運用訓練が行われました。
「緊急用の貯水槽を使用した給水を行う」訓練では、公園内地下に埋設されている貯水槽から給水を行いますが、ポンプアップは人力で行います。
大きなホースを繋げて水をポンプアップするには大変な労力が必要です。ホースを繋げてもすぐには水は上がって来ません。空気が含まれているのでエアー抜きをするため、水が架設カランから出るまで少し時間がかかりましたが、カランから出てくる水は勢いよく出ておりました。その水を各自、ヤカンやポリタンク、また非常用に使用されるビニール袋(6リットル入ります)に給水し、その水を使って炊き出し訓練も行われておりました。
また、救援物資の搬送訓練も行われ、救援物資の受入拠点準備から受入、仕分けと詳細な訓練も行われ、市民・市・防災関係機関が協働することで自助・共助につながる訓練となったのではないでしょうか。
公務のため、途中までしか見られなかったのが残念でした。