6月27日、毎年恒例となりました、阪神南青少年本部による「親子ふれあいいきいきわくわく野球観戦」が、甲子園球場にて開催されました。

応募総数618名の中から、抽選の結果、302名が参加し、阪神の選手との交流会も行われる一大人気イベントです。

元々この行事は、13年前の6月8日に発生した大阪の池田小学校無差別殺傷事件で8名が亡くなったことがきっかけでトラウマとなった子供たちの笑顔を、阪神地域の少年の憧れの地、甲子園球場に野球観戦に招待して取り戻そう、ということから始まりました。阪神7青年会議所からの財政的支援を受け、こころ豊かな人づくり500人委員会阪神南・北OB会の協力で今日にいたっています。

野球のみならず、ワールドカップで盛り上がるサッカーなど、スポーツや文化を通じたこのような取り組みが拡大し、いつかこの子供たちも大きくなって親となり、またその子供とともに野球を観戦する、そういった日が来る事を思いました。