【スタッフ日誌】
事務所スタッフの山森です。
本日3月2日、10時より芦原地区で「四良右衛門翁顕彰祭」(しろうえもんおうけんしょうさい)が行われました。
昔、ここは日照りが続く年は上流でほとんど水を取られてしまうため稲が実らす、また逆に大雨になると一度に山の水が流れ込んで真っ先に浸水する村でした。この村に住んでいた四良右衛門氏は、村の誰からも信頼される方でありました。
長年、水に苦しんでいた村人達から相談を受けた四良右衛門氏は、折しも村の領主である殿様が村を通るという知らせを聞き、その当日、通り過ぎようとする殿様の行列の前に飛び出して「願い文」を差し出します。それは殿様には届かず、居並ぶ家来たちに打倒され「願い文」は取り上げられてしまいます。
そこで、懐に用意していた次の「願い文」を差し出しますが、これも投げ捨てられてしまいます。用意していた「願い文」が全て投げ捨てられると、遂には手のひらを開いて突き出しました、そこには「願い」と書かれていたのでありますが、その瞬間右腕を切り落とされ、続いて左腕も切り落とされ、それでも「願い文」を口にくわえて殿様を追いかけました。この四良右衛門氏の命をかけた願いによって、この村にも水がよく流れるようになったといわれます。
その後、村人たちによって「四良右衛門の碑」が建立され、毎年四良右衛門氏をしのび、その魂をなぐさめるお祭りが行われております。
続いて13時15分より、少年野球鳴北クラブの6年生の卒団式が行われました。今年は8名の6年生が卒団していきます。卒団式の前にはグランドで父vs子の試合もありました。
野球で培ったチームワークや勝負に対する思いを中学生になっても忘れず、また中学生活でプラスになるよう頑張ってほしいと思いました。
14時より 「平成25年度防衛省自衛隊 入隊入校激励会」が行われ、82名の若人が決意を表明しました。小野寺防衛大臣の激励メッセージを聴いた隊員たちは、その決意も新たにされたことと思います。
私も阪神淡路大震災時には自衛隊の炊き出しやお風呂の援助をいただき、精神的にも肉体的にも安心したのを今でも鮮明に覚えております。日本を守り、国民を守るというのは重大な任務ではありますが、精一杯頑張って訓練、試練を乗り越えて頂きたいと思います。