皆さまには、ご家族お揃いでご健勝にて新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年の干支は辰年です。新たに生まれ育つ、勢い強く、行く末に幸多きことを祈り決意を新たにしております。
東日本の災害、原発事故、近畿でも和歌山で台風による被害等々、昨年は災い多い一年でした。そして今尚、津波で家も家族も失い、放射能による影響で家に戻る事も適わず、これからの街作り、心のケア、原発の影響収束、経済の復興とそれぞれの課題に向かって如何にして速やかに国民が一丸となって取り組めるか、国内外から注視される一年となります。
政治の世界でも、地方分権、地方主権を念頭に今後の在り方を問う大きな選挙が大阪で行われました。関西広域連合発足から一年で、またこの組織の在り方が現状の発展か道州制か大いに議論されて行く事になることでしょう。
同時に東北の震災で広域連合として如何無くその能力を発揮して被災地支援を行ったカウンターパート方式は、今後の地域連携の在り方を実証する素晴らしいシステムとして認知され、更に経済や観光といった各種様々な分野に波及して行くことが望ましいと考えます。
昨年も様々な事案が議会で、また委員会で議論されました。煙草の受動喫煙法や、国レベルで行われるTPP問題等、市町や国との意見調整が必要な課題に、県内第一党を占める自民党は、今後も山積する課題を解決し実現していく政党として皆様の期待を担って参ります。
井戸県政を支える責任政党の一員として、安全安心で元気な兵庫づくりと、兵庫県民の福祉の向上に全身全霊をかけることをお誓いし、新年のご挨拶とさせていただきます。
兵庫県議会議員 北川やすとし