北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2020.7.8

武庫川の総合的な治水対策シンポジウム

九州を中心に豪雨災害に見舞われる中、西宮市甲東園で「武庫川の総合的な治水対策シンポジウム」が開催され参加しました。

今まさに豪雨による被害が相次ぐ中、いつも以上に治水対策への関心も高く、会場の緊張感も増して、パネラーや聴講者の真剣さが漂います。

2012年、兵庫県は全国に先駆け総合治水の条例を自治体で施行し、早くからその取り組みを続けていますが、昨今の降雨状況を踏まえて堤防、築堤他の強靭化を図ると同時に、更に柔軟に復元力を兼ね備えた新たなシステムが必要となっています。

「気候変動下の総合治水と持続可能社会」と題した基調講演、そして兵庫県のこれまでの取り組みについての報告、そして武庫川の流域圏ネットワークの代表に参加して頂いてのデイスカッションと、現況の理解と提言が行われました。

基調講演にあった、従前の強靭化計画の継続はもちろんですが、復元力を兼ね備えた新たな取り組みの内容に強く惹かれ、今後の発言に取り入れるべく講演された教授と幕間に意見交換させて頂いたのも、良い学びの機会となりました。

持続可能な取り組みにはさまざまな手段がありますが、いかにハード、ソフトそれぞれが更新し、また共有し、速やかな効果を生むためには、県民の皆さんのご理解と認識、行動への促進が必要と考えます。

安全、安心への取り組みについて多くの洞察を得る充実したシンポジウムとなりました。

投稿者:北川 やすとし


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