北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2020.3.31

桜咲くころ

新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな分野に影響が及び、事務所近隣の小中学校の卒業式も規模を縮小して開催され、また入学式も同様に対応されると推察いたします。現場の教職員の皆さんや、地域の役員の方々、保護者の皆さん、何より生徒の皆さんが普段と違う環境で苦慮されている様子を見るにつけ、一日も早い終息を願うばかりです。

校庭に咲く桜を見ていたところ、勤勉・倹約・忍耐といった徳目の実践として設置された、二宮金次郎像が目に留まりました。働きながら教本を読む姿がスマホのながらに繋がるとか、時代にそぐわないなどという理由であまり目にする機会、意識も薄れつつあります。

しかし、困難な状況を迎えてもそれを乗り越え、少年から大人への成長の結果、二宮尊徳という経世・農政・思想家として大成されたことを思う時、あらためてその過程と実績を映し出す像の価値がわかります。

老若男女問わず、新型コロナウイルスから身を守り、終息の時期を迎えるまで、勤勉・倹約・忍耐の中、懸命に日々を積み重ね、そしてこの経験がいずれ経済や教育など各分野で活かされ、さらに世界の健康維持に繋がる成果となる事を願います。

投稿者:北川 やすとし


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