今年も3月11日を迎え、東日本大震災で亡くなられた多くの方々のご冥福を祈り、被災された方々の復興に少しでも尽力出来るよう、気持ち新たにし、事務所前の支所に翻る半旗に一礼しました。
阪神淡路大震災を経験した兵庫県民の1人としても、震災以降の地域における諸課題を前に自治機能の低下などを経験しておりますが、東北の地においても原子力発電所の汚染水を始めとした後処理の影響下、風評被害、街の復興やコミュニティの再生、公営住宅の入居者の高齢化や見守り等々、なかなか解決できない課題が山積しています。
兵庫県では既に災害援護貸付の未返済に対する免除に関わる条例、法案の整備が促進されましたが、私も発言しました被災者の県外居住に対する他都道府県の支援のあり方など、まだまだ課題は、時間と共に顕著になる事例と併せてたくさんあります。被災後の復旧・復興に努めた先進県として、他のどの都道府県よりも将来参考にしていただける政策を立案し、実行していかなければなりません。
復旧・復興がさらに進み、被災地の未来が明るいものである事を信じます。