北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2019.11.18

近畿6府県議員交流フォーラムが開催されました

本日、和歌山県議会にて第16回近畿6府県議員交流フォーラムが開催され、「地方自治」「観光・文化」「防災」の3つの分科会テーマに添ってディスカッションがありました。私は「防災」の分科会に参加し、『頻発する自然災害に備える』をテーマに、これまでの災害の経験、さらには南海トラフ地震を見据えての防災対策について意見交換いたしました。

国土強靭化と位置づけ、各行政がさまざまな施策を進めていますが、主に地球温暖化による環境の変化のスピードは速く、永久凍土といわれていた氷も溶け出し、海面上昇も懸念されるようになってきた現在、地震・津波だけでなく温暖化への対応を迫られています。

想定被害を算出している計算式も現状での計算方法でなく、複合的に計算する必要があると思います。また、国内に滞在している外国人に向けての災害の情報や避難誘導、避難所の開設情報等、ハード面だけでなくソフト面の強化もこれからの日本には必要だと考えます。

避難所での衛生環境や電力の多様化、合併浄化槽の設置、プロパンガスや電気自動車を始めとする電力以外の活用、病院への移送に船の利用など、各行政で培ってきた教訓や工夫、最新技術を、国内外に発表し、情報共有のあり方や、生活支援、そして復興復旧の際の財政のあり方など、さまざまな観点で他府県の方々とデイスカッションし新たなアイデアを共有出来、大変有意義な経験となりました。

今日のフォーラムを通じて、防災はもちろんのこと、地方自治や観光文化の分科会の成果が今後の政策の一助になる事を期待します。

投稿者:北川 やすとし


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