北川やすとし 兵庫県議会議員 五期

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活動リポート

2010.2.17

第304回定例県議会

北川ブログH22/02/17
一般会計は対前年比104.1%の2兆2,045億円で、特別会計と公営企業会計を合わせた全会計の予算規模は、前年並みの3兆3,431億円を計上。

 歳入を見ると、厳しい経済雇用情勢から、県税収入は今年度当初に比べて約520億円の減収を見込み、5,443億円を計上。都道府県に配分される地方法人特別贈与税を含めても前年度を322億円下回る5,978億円を計上しました。個人事業税、法人関係税もそれぞれ前年度を157億円、322億円下回るという状況です。

一方、地方交付税は、普通交付税と臨時財政対策費の合計が前年度を670億円上回る4,995億円となりました。

こうしたことから、収支不足額は前年度当初が1,170億円でしたが286億円の改善となる884億で、平成30年度までの要調整額が565億円減となり、井戸知事は、提案説明の中で「難しい対応を迫られる状況からは脱したのではないか」と述べています。

さらに「臨時財政対策費が752億円増となったことから、県債残高は1.4%増、交付税措置のある臨時財政対策費を除くと1.7%の減。実質公債費比率は23.1%増で横ばいとなり、新行革プランの範囲内で推移できる」と説明しました。

22年度予算の基本方針については「変化の兆しをしっかりととらえ、進むべき社会の道筋を定めなければならない」として、変化の内容を(1)地球規模の構造(2)環境(3)社会(4)地域(5)生活-の5点を挙げました。「身近な自然の減少による地域生態系の乱れ」「人口減少社会」「多極分散型の社会構造への転換」など具体的に説明。

「新しい時代の入り口に立つ今こそ、新しい社会の枠組みを構築し、変化を乗り越えて力強く前進するための布石に」と姿勢を示しました。

そのうえで、(1)危機管理を徹底した安全安心(2)質の高い生活ができる生活先進(3)人と自然が共生する環境優先(4)ものづくりの集積を活かす産業立県(5)地域と地域をつなぐ交流促進(6)分権時代を先取りする自立共生-の6つを柱に、新兵庫の再生に向けて施策を展開することにしています。

主な新規事業は次のとおりです。

・全県域を対象とした緊急5カ年計画に基づく、山の管理の徹底、谷筋の治山砂防施設の整備、中上流の河川改修

・東南海・南海地震対策=民間住宅の改修支援、県有施設、学校、病院の耐震化

・「ひょうご災害緊急支援隊」の創設
・中小企業融資制度の融資目標額を過去最大の5,000億円確保
・介護、農林水産、環境・エネルギーなど新たに213事業、3,891人分の雇用創出
・阪神南地域での小児、周産期を含めた救急機能の強化
・認知症疾患医療センターの8カ所への拡大
・全市町に消費生活センターが設置できるよう相談員を養成
・認定こども園や保育所整備、駅周辺での分園保育所など、こどもを産み育てやすい環境整備
・11月オープンの兵庫県福祉センターを拠点とする福祉活動への支援
・虐待リスクなどへ対応する専門職員の配置
・小中学校の児童生徒の学力向上をめざして、学校ごとに目標を定めて実施する「学びの充実促進事業」をスタート
・阪神地域でも高等特別支援学校新設
・国による高校無償化に加え、専修学校等を含む私立高校について、低所得者世帯への授業料軽減
・県立大学に経営専門職大学院を開設
・「先端計算科学研究科」(仮称)の23年4月開設
・県立美術館でのゴッホ、ピカソらの日本初公開となる作品展の開催
・「ものづくり大学校」(仮称)の教育研修施設の23年4月開校
・山手幹線の10月全線開通

<閑話休題>
2月17日、2月定例県議会の開会に先立って、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオケ)による議場コンサートが開かれました。今年で5回目となり、恒例のイベントとなっています。
北川ブログH22/02/17
PACオケは、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとして開館した県立芸術文化センターの専属オーケストラです。

傍聴席は、一般公募による抽選で選ばれた約200人の参加者でぎっしり。岩村力氏の指揮による情熱的で華麗な演奏を楽しみました。

 曲目は、ビゼーの歌劇「カルメン」より「闘牛士の行進」で始まり、リズミカルで勢いのある演奏に引き込まれました。2曲目は一転してサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」に。ヴァイオリンの美しい調べに酔いしれました。続いてブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」が演奏されました。

演奏の合間には、岩村氏が同センターで中学生を対象にしている「わくわくオーケストラ」をPR。結成5周年を迎えたセンターとPACオケへの支援を呼びかけました。

 私たちの兵庫県、そして西宮に拠点を置いているだけに、誇りを抱くとともに、出来る限りの応援を胸に誓った次第です。  フィナーレは全員で、岡野貞一氏作曲「ふるさと」の演奏に合わせて合唱、拍手が鳴りやまず、アンコールに再び「カルメン」が披露されました。

投稿者:北川 やすとし


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