今年も地元西宮の北山緑化植物園内に設けられた小蘭亭で、「曲水の宴」が開催され歌を作り参加して参りました。
庭園の川面に流れる紹興酒入りの杯(車の参加者を考慮し現在はウーロン茶に変更)を見ながら飲みながら、詩歌を作成し読みあげる、中々雅な雰囲気漂う宴。西宮市と友好姉妹提携都市を結ぶ、中国紹興市で晋の時代、書聖、王義之が始めたとされるこの文化を、遠く離れ時代も違うこの西宮の地で今年19回目として開催される事は、日中両国の交流にとって大変意義有る事と思います。
今年は西宮の国際交流課が企画した、友好都市の紹興市を訪問し世界で注目を集める上海国際博覧会を見に行くイベントも有り、関係者の中にはその話題をされる方も多くいらっしゃいました。
当日は約30人の参加者が、十二単や浴衣といった装いをして、見学者の方々からも歌を発表される等、会場に居合わせた皆が一体となり歌に衣装に楽しまれたのではないでしょうか。また来年の開催を楽しみに思います。
<閑話休題>
翌週、西宮の北山貯水池の敷地内にある鳥獣慰霊祭に参列して参りました。
この慰霊祭は、昭和45年より地元西宮猟友会で開催され今年40回目。(私と同じ年です)顧問を務めさせて頂いている関係で、9年前から参列させて貰っていますが改めて猪他ヌートリアやアライグマ、カラスといった鳥獣から、人や農作物を守って頂く猟友会の皆さんに感謝申しあげると同時に、人の都合で持ち込まれた動物の駆除や、造成により住み処を失いまた餌を供給した事等、人の都合による被害には何かしら考えさせられる所もあり、併せて鳥獣のご冥福を祈りました。自然環境と人の営み、時代に阿る事無い未来永劫考えさせられるテーマです。