建設常任委員会の管内調査に同行して、台風21号の被災以降、通行止めが続く甲子園浜の湾岸線側道上の現況を調査しに行きました。
関西国際空港の連絡橋に衝突した船と同様、この側道の橋脚を支える架台にも船が衝突し、写真の様に亀裂と擦れが生じ、現在も通行止めが続いています。
なお、橋脚の架台部分にはまだ船が衝突した時の傷跡が残っていましたが、側道に並行して走る湾岸線は通行が可能で、多くの車輌が往き来しています。
この側道の修理には、関空と同様にクレーン船が必要ですが、湾岸線の下空間のスペースではクレーン船が通過出来ず、湾岸線をまたいで上部からクレーンで吊るということも出来ず、従って側道を持ち上げ擦れを直す方法が取れないため、他の方策を検討しているという説明を受けました。
時間がかかることは致し方ない事ですが、台風はもとより、将来予測される南海トラフ地震の津波の影響にも対応し、早期の修復が可能な構造を一日も早く見出され、工事の着手と完了されることを願います。