北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2017.10.27

AIやIOTが拓く未来について

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所属する産業労働常任委員会で、「AIの導入事例について」と、「IOT/BIGDATA/AI/INDUSTRIE4.0の理解の為に」の二つのテーマの講演に参加しました。テクノロジーが実現するこれからの社会の姿を理解する上で、大変有意義な内容でした。

中でもとりわけ私が興味を持ったのは、人に代わって労務をこなす汎用型AIと、人の能力を最大限に高め補佐する特化型AIがあるということでした。

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汎用型AIとは、言ってみれば強いAIで、ロボットに組み込まれて人同様に考え動く、例えばドラえもんやアトムのようなイメージで、将来的には人の職種から変わっていくと予想されています。一方、特化型AIは弱いAIで、例えばレントゲン等の病変の見落とし防止などのように限定された分野で力を発揮し、人がより高度な労務を行うことが可能になるとされています。

大企業はもとより中小でも、AIやIOT(モノのインターネット)を十分理解した上で、今ある技術をいかにCPS(CYBERPHYSICALSYSTEM)と融合するかは、最重要テーマとして認識されていることと思いますが、そのためには相当な構造変換が迫られるのは必至と感じました。

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かつて日本のお家芸と言われた技術力も今昔の感があります。これからはさらに創造力を養い、世界と連携して未来を築いていく、そしてその能力を次世代に引き継いでいく、そういうスキームを早急に整備すること、それが喫緊の課題だと考えます。

投稿者:北川 やすとし


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