去る9月22日、第337回定例県議会が開会し、平成29年度補正予算案などの議案41件が上程されました。
この補正予算案は、昨今、全国で集中豪雨が頻発していることから、災害対策の前倒し実施など予防的措置に充てること、また、待機児童対策など新年度からの効果を期待する事業を、半年前に予算化することにしたものです。規模は一般会計124億6100万円で、緊急防災・減災事業債などを活用しました。
井戸知事は、局地的豪雨や台風に備え、土砂災害対策の砂防えん堤など30年度に予定されている事業を前倒しすることを報告されました。また、待機児童対策では「都市部の駅前等などで賃貸による保育所の新増設が進むよう、国基準以下でも支援する」と方針を伝えました。
安全な生活環境が維持できるよう、そして安心して子育てができる市民生活が送れるよう、限られた予算を最大限有効に活用したいと考えます。