本日、東鳴尾町1丁目ー2丁目、笠屋町、上田東町、上田中町、上田西町の地域で「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」が実施されました。
防災スピーカーから“国民保護サイレン”を鳴らし緊急情報が3回放送され、屋外に居られる方は近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難し、また屋内に居られる方は窓のない部屋に移動、窓から離れて待機する、という訓練でした。
今回は、屋外の避難訓練場所に鳴尾東公民館、鳴尾東小学校、武庫川女子大学武道館の建物を使わせていただきました。鳴尾東公民館は施設の収容人数よりも多く避難されることになり、避難場所となる施設の大きさや収容人数といったハード、ソフト面について問題提起し、適切な判断をしていかなければならないと感じました。
訓練後の振り返りでは、防災スピーカーの音量やその内容の聴きづらさ、Jアラートや防災スピーカーが鳴った後の避難行動、とりわけミサイルの何から身を守るのかについては、例えばミサイルの爆風と破片から身を守ること、自身とミサイルの間に遮蔽物を設けること、建物の中に避難するなどについて、あるいはまた子供達を対象にして今後避難訓練を行うのかなど、さまざまな質疑応答がありました。これに対しては、西宮市、兵庫県、消防庁各関係機関担当者より、わかりやすく丁寧に回答されました。
今回の訓練は非常事態に遭遇した際の予備知識として大いに有効だと考えますが、一番良いのはこういった事態を招かないことです。そのことを願ってやみません。