昨日、伊丹シティーホテルで「関西全体の航空需要拡大について考えるセミナー」が開催されましたので参加して参りました。
茨城大学工学部の平田准教授の「首都圏における空港機能拡大の取り組みと関西3空港の運用状況」他、「関西発着のANA航空ネットワークについて」、「大阪国際空港ターミナル改修プロジェクトの概要について」などをANAと関西エアポートの役員が講演と報告をされ、三空港の現状分析と他空港との対比、騒音や環境負担の分担の考えなどを交えて、伊丹、関空の改修と利用促進に繫がる今後の展望と多方面の観点からの取り組みが紹介されました。
外国人観光客の増加、ビジネス客と貨物といった流通、目的に応じた戦略、立地場所、環境騒音等の負担分担、道路交通網、都市との隣接、港湾機能、新幹線といった鉄道網と絡めて三空港でそれぞれの長短を補完しあえば、更に利用者にとり魅力ある一体空港となると感じました。
今後、航空会社と空港ターミナル会社、鉄道会社や観光施設、宿泊施設を伴う都心の街づくりや物流会社、港湾会社等が一体となり、連携して全体の向上に繋がる事を期待します。