第329回定例県議会が12月1日に開会し、新年度予算に関連する議案17件が上程されました。今月11日まで審議します。
開会の提案説明で、井戸知事は地域創生の実現に向けて「本県の強みである地域特性を活かし、『人』『もの』『情報』の創造とダイナミックな交流を促進する」と表明。新年度の予算編成にあたっては、「思い切った新規施策を実施するため、地域創生枠40億円を設定した」と説明し、9月に策定した地域創生戦略の具体化に意欲を示しました。
さらに、県内の経済雇用状況では「個人消費は緩やかに回復し、雇用情勢も有効求人倍率が平成3年以来、約24年ぶりに1倍台に達するなど着実に改善している」と分析し、景気回復に向けて引き続き支援策を講じていく必要性を訴えました。
また、4日には各会派の代表質問が行われ、9月の定例会で議員提案して可決した中小企業振興条例の推進策などについて県当局と議論しました。