この11月10日から3日間の行程で、農政環境常任委員会メンバーで管外調査に視察・見学してまいりました。
合計7箇所訪問しましたが、九州ならではの取り組みと先進事例を学びました。
特に共通して感じるのは、農業者の意欲を学びから掘り起こし、それを収益として安定させているということです。そのために農産物のブランド化を促進する過程で土づくりや減農薬を試み、その加工・流通の拠点を整備し、また、その土壌で杉・檜といった原木を諸外国(韓国・中国)へ輸出し、CLTの技術を活かした建築資材とするなど、官民が一体となって農政活性化に取り組む熱意には大いに感じ入りました。
石破大臣や小泉農林部会長も訪れた「柳谷集落」は行政に頼らない地域おこしとして、熱意ある人々がその役割を十分に認識し、自ら財源を生み出して維持に努め、「生きた福祉と感動の村づくり」を目指すものとして大変参考になりました。