北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2014.12.31

今年を振り返り、来年に想いを馳せて。

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今年も残すところあと数時間となりましたが、皆様にとりましてどの様な一年でありましたでしょうか。

今年は、4月に西宮の市長選挙があり、今月は元自民の県議が現職代議士に挑戦し保守分裂とまで日刊紙に報道された衆議院選挙があり、そして年明けには7月の西宮の元県議の辞職による補欠選挙、とまさに選挙の一年であったような気がします。

これで西宮はもとより、兵庫、日本が少しでも良くなれば選挙の意義はあったのですが、年明けの補欠選挙に一億円以上の予算が計上されるのを見るに、なぜ衆議院選挙と同日で出来なかったのか、多くの方からその様なご意見を頂きましたし、私もそう思います。

私としましては、来年4月の統一地方選挙に向けて、皆様のご意見に真摯に向き合い、県政でこれまで以上に頑張る意を新たにし、気を引き締めているところです。

ところで、今年は短い時間ではありましたものの、村木敦子厚生労働事務次官と対談する機会を得、冤罪撲滅に繋がる法制審議会についての意見交換が叶いました。(こちらに、その時のダイジェストがPDFでご覧になれます)

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理屈上ではこの審議会で警察・検察の取調べの可視化が義務付けられる答申案が出されましたが、実質は2〜3%の実施にとどまっております。

それと相反して、今月10日には特定秘密保護法が通り、来年4月の司法取引制度と、更に冤罪を後押ししかねない法案が通る予定です。

可視化は現場の判断によるところが大きすぎて、現状は穴だらけです。

本来、暴力団の様な犯罪組織の一員が、組織の報復を恐れて本当の事を話さないといった状況を打開するために、減刑を条件として真相を掴むのが司法取引の趣旨です。

その意義が、結局、冤罪にあった者からすれば司法の報復を恐れて本当の事を言わないといった状況を作り出し、その司法に刑事罰が策定されていません。

まだまだ日本の司法は、諸外国に比べ遅れています。

亡き母の想い、冤罪撲滅に向け、今年は僅かながらでも法制審議会の委員、村木政務次官との対談を通じ、活動を継続して行く決意新たにした次第です。

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さて、この年末は、従前同様に餅つきや注連縄つくりに参加し、一年の締めくくりとして新年に想いを馳せながら日本の風物詩の行事に心が和んでおります。

消費税をはじめとする経済活性化や教育問題、少子化と高齢化社会の福祉の問題、そして何より阪神淡路大震災より20年を迎える来年に向け災害に対する政策も充実を図らねばなりません。

来年も輝かしい希望に満ちた素晴らしい一年とするために、今まで以上に一つ一つの課題に向き合い確実に成果を出して行く、そして、決して諦めずに前向きに取り組んで参ります。

皆様にとりまして良い一年になりますよう。
どうか良いお年をお迎えください。

投稿者:北川 やすとし


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