【スタッフ日誌】
事務所スタッフの山森です。
11月13日に学文公民館で公民館の活動のひとつであります、防災講座「南海トラフ巨大地震について」が開かれました。90名ほどが参加され、会場は満席で、スライドを見ながら講座は進められました。
南海トラフ巨大地震が起こると津波が発生し、その津波で人が亡くなったり、家屋の倒壊が起こったりする確率が非常に高いことから、県や市ではさまざまな取組みを始めています。
兵庫県では「津波防災インフラ整備5箇年計画」の取組みをしており、その重点整備地区として『鳴尾地区』『西宮地区・今津地区』が設定されました。
取組みとしては
(1)防潮水門の下流への移設
(2)防潮堤の越流対策
(3)防潮堤の沈下対策(液状化現象)
(4)陸こうの改良(遠隔操作化)
を整備、対策をしていくこととなっています。
また、西宮市では『避難先などの整備』の取組みとして、「津波避難誘導サイン」を40箇所に、「津波注意喚起サイン」を30箇所に設置する予定です。
災害情報媒体の整備として、緊急速報メール、防災スピーカー、緊急告知ラジオ等で通達するなど、県も市もハード面・ソフト面から次に来るであろう地震に対しての防災・減災の取組みを進めており、その分かりやすい講義に参加した皆さんも熱心に耳を傾けておられました。