北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2014.8.2

但丹地区の管内調査に参加して参りました。

去る7月29日〜31日にかけて、所属産業労働員会で但丹地区の管内調査に参加して参りました。

連日うだる様な暑さですので、県内でも猛暑で有名な豊岡地方はさぞやと思っておりましたが、想像よりは気温も低く助かりました。

竹田城跡の街並みや交流館から始まり、計9か所の見学調査と盛りだくさんでしたが、とりわけ、城崎国際アートセンターでの舞台芸術を中心とした滞在型の創造拠点づくりと、豊岡鞄のアルチザンアベニューに関心を持ちました。

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アートセンターは前の城崎大会議会館をリフォームしたもので、舞台芸術の分野で国内外の有力な芸術家の関心を呼び、プロはもちろんのこと、真剣に取り組むセミプロ級の方々からも多くの申込みをいただき、センターの使用率も上々の様子でした。

使用料はかなり安く設定されていますので、センターの収益性としては厳しいものがありますが、芸術に関わる多くの方々をお招きし地域で潤うという方策は、民間の施設とはまた違った行政ならではの地域振興策であり、舞台芸術に真剣に取組み交流を求める方には、素晴らしい場所であることは間違いありません。地域と一体となり、芸術で盛り上がる事を期待します。

ところで、城崎のある豊岡は、全国屈指の鞄の生産地でもあります。県議になって以来、今回の調査は楽しみにしておりましたが、期待以上の素晴らしい店舗とものづくりへの取組みを通じたまちおこしに感心した次第です。

豊岡鞄の歴史は奈良時代の柳行李から始まる永い伝統を持ち、鞄の神様を祭るほどですが、間違いなく世界屈指の技術です。

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デザインの部分では都心に一歩ゆずるかもしれませんが、確かな技術を売りにメーカーと自由にコラボを組み、地元の新しい産業としたまちおこし策は学ぶべき点が多いと考えます。

あいにくこの日は、販売店がお休みで購入はできませんでしたが、次に来た時はぜひ購入し、確かな伝統技術に裏打ちされた逸品を愛用したいと思います。

投稿者:北川 やすとし


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