平成26年度当初予算案を審議する第322回定例県議会が2月18日に開会しました。
井戸知事4期目のスタートとなる当初予算であり、選挙公約の政策への反映、第3次行革プランの見直し案などについて議論してまいります。
予算規模は、一般会計1兆9,501億円で、特別会計、公営企業会計を合わせた総額は3兆5,464億円となっています。
提案説明におきまして井戸知事は、次の5つの項目を柱に「安全元気ふるさと兵庫の実現をめざす」と述べ、重要施策を説明しました。
①安全の兵庫では、「地震、津波、風水害への総合的な備えの充実など安全基盤を確かなものにする」こと
②安心の兵庫では、「子どもから大人まで健康で安心して暮らせる地域をつくる」こと
③人が活きる兵庫では、「すべての人々が持てる能力を存分に発揮し、いきいきと活動する社会づくり、次代を担う自立した人づくりを推進」こと
④産業活力あふれる兵庫では、「兵庫から新たなコンセプトを発信するしなやかな産業構造を構築する」こと
⑤地域が元気な兵庫では、「人と人、人と地域、地域と地域のつながりをはぐくみ、地域の元気を創出する」こと
また、地震、津波対策で公共施設の耐震化を促進するほか、2月7日に県会で可決された補正予算と合わせて効果を上げるとともに、公共事業を通じて景気回復を図ることとしています。
今定例県議会の会期は3月24日までの35日間です。