北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2014.1.17

阪神淡路大震災の19年目を迎えて。

今日17日で阪神淡路大震災から19年。6434人が亡くなった地震発生時刻の5時46分、今年も西宮の満地谷の震災慰霊碑にて黙祷を捧げ、その後、震災ウオークに参加しました。

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各地域で多くの追悼行事がたくさんのボランティアによって開催され、あの震災の日を語り継ぐことができます。今日は、そうした方々に対しても感謝の年を抱く日でもあります。

震災からはや19年、例えば三宮の今を見れば表面上は復興を果たしたかのように見えますが、復興住宅を始めとする震災後の居住地におけるコミュニテイー不足は深刻な問題です。

また、かつて活気のあった商店街が、昨今の不況下、震災特例の復興借入の返済や、大型店との競合など、さらなる課題を抱えている現実を見るにつけ、新たなる地域造りの難しさを痛感します。

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HAT神戸の震災慰霊モニュメントでは、東日本大震災の被災者の方々も献花に参加されました。少しお話しさせていただきましたが、コミュニテイーが分断されないよう町内単位で仮設住宅に入居するなど、阪神淡路大震災の教訓を活かした取り組みをされているということでした。

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しかし、商店街の再生はことのほか困難であること、加えて高齢化層も兵庫県以上に高いゆえ、今後の世代間交流をいかに進めるかは、喫緊の課題であると言わざるを得ません。

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こうした震災の爪痕からは、現代日本の数々の課題と相まって様々な形でその対策が求められています。これらに、弛まず取り組んでいくことが最重要との想いを新たにした19年目の一日でした。

投稿者:北川 やすとし


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