北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2011.3.16

来るべき災害に対して私たちの果たすべきこと

今回の東日本大震災に際して、あらためてその恐ろしさを感じたのは、多くの人達が営々と築いてきた生活のすべてを、暴力的なスピードで奪っていった津波のパワーです。そして、これは対岸の火事などでは決してなく、今後30年以内に70%の確率で発生すると言われている東・南海大地震のことを考えずにはおられません。

私ども西宮においても、武庫川や夙川など17本の二級河川があります。これらの河川に対して、来るべき災害に耐えうる備えができているのかどうか、甚だ心もとないところです。

一部の防潮堤に関しては、市街地のほうが低い地域もあり、ひとたび津波が河川を逆流してきて決壊するようなことがあれば、甚大な被害を被ることは火を見るより明らかです。これについては護岸も含めて再考すべき時期に来ていると思います。その他、洗戎川の排水ポンプなど風水害に備えて再整備すべき設備も多々あると考えられます。

阪神淡路大震災の経験を踏まえて、こうした街づくりを早急に実行することで、16年前のご支援にお応えできるとともに、地域における安心・安全な生活基盤を維持できると考えています。

そしてそれがまた、生をつなぐことのできた我々の果たすべき責務と考えます。

投稿者:北川 やすとし


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