本日、千苅ダム治水活用工事の竣工式に参加しました。
この工事は武庫川の総合治水対策の一環として、大正8年に神戸市北区道場に水道用に造られた貯水池を管理する千苅ダムを活用しています。
貯水と治水を併用して行うべく、治水活用水位を1m下げ、従前の放水堰堤を新たに設置した放流設備用ゲートに交換し、上水と治水が併用する新旧の複合形態という全国でも稀少な設備です。
上水の水源である武庫川水系の治水に貢献するダムとして今後も永く活用される事を願い、ダムを見下ろす高台にある、水利、雨師の神様、罔象女神(みずはのめのかみ)を祀る丹生川上神社分社に手を合わせました。
なお、梅雨や台風、豪雨の出水期に向けて、あらためて皆さんの身の回りの危険箇所を、下記の兵庫県CGハザードマップで事前に確認して頂ければと思います。