69年前の今日は、その日の午前一時半、日本海軍航空隊によるアメリカ領ハワイオアフ島のアメリカ基地への攻撃機発進、同日午前3時19分(いずれも日本時間)攻撃が開始され、太平洋戦争の火蓋を切った重い歴史的意義を持つ日です。
そして、普天間基地問題はこの日から起こったといっても過言ではありません。あるいは、戦時下の空襲被災者救済もまた同様。旧軍人恩給や遺族会、原爆被災者といった方々への補償は、現在も担当窓口は設けられてはいるものの手薄であるのは否めないようで、毎年この時期に救済の訴えが日本各地で行われています。
大戦への、そして大戦後の歴史経緯をつぶさに紐解き、米国の情報開示と合わせて見たときに、古今日本外交の強化・充実が急務と感じます。
終戦記念日のみならず、開戦に至った当時の状況にもよく目をこらし、あの愚かな行為をまた繰り返さぬよう、あの時何をなすべきであったか。過去の歴史にIFではなく「今」だからこそ解決の糸口を見出し、それをいかに現在に活かすか。そんな事に想いを馳せる朝です。