北川やすとし 兵庫県議会議員 六期

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活動リポート

2022.2.18

第357回定例県議会開会

第357回定例県議会が16日開会、斎藤知事就任初の予算編成となる「令和4年度予算案」が上程されました。

躍動する兵庫に向けて第一歩を踏み出す位置づけ、コロナ禍からの創造的復興、MICE(会議や研修旅行などビジネスイベント)誘致、大阪・関西万博を継起とする新たな観光戦略の策定等、地域経済の活性化に重点、SDGs他、独自色も随所に入れ込みます。

当初予算の一般会計は2兆3,833億円を計上、特別会計と公営企業会計を合わせ総額4兆2,482億円。過去最大の令和3年度に次ぐ規模で、一般会計は企業の融資目標額を8,000億円から5,000億円に引き下げ3,471億円減少しました。

歳入では、県税は前年度から1,088億円増となる8,735億円を確保し、地方交付税は3,866億円と前年度比で19.4%減額。

歳出では、行政経費が1兆2,514億円、投資的経費は1,811億円で、県政改革方針による見直しで県単事業を含む普通建設事業費が142億円縮小。県債残高は、4兆9,186億円、震災関連の県債残高は2,158億円と依然高い水準にあります。

当初予算は、新型コロナ対策を最優先課題とし、最大1,400床の病床確保が可能となる空床補償予算を充て、宿泊療養施設や酸素供給装置の確保等、第6波の対応に力を注ぎます。

新規事業では、「SDGs未来都市」の認定に向けた計画策定、近隣府県と連携を広げる新たな観光戦略づくり、船上での会議スタイル「クルージングMICE」の実証実験、10年債と20年債で、各100億円を想定した本県初の「SDGs債(グリーンボンド)」の発行を盛り込みます。

また、持続可能な財政運営の指針となる「県政改革方針」案を上程した他、コロナ禍の緊急的経済対策を掲げた、令和3年度2月補正予算案を上程し可決。急増する自宅療養者の対応強化、地域経済の活性化を早急に進めます。

写真提供:(株)兵庫ジャーナル社

投稿者:北川 やすとし


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