今日、大晦日を迎え、年末行事をこなしながらですが、母方のお墓参りに行って参りました。今年の年頭に掲げた目標は、結局、さまざまな紆余曲折があり、残念ながら確かな一歩は踏み出せないままであったことを報告してきたところです。
思えば、関東大震災時に東京市長であった曾祖父は、私財を投げ打ち心身かけて震災被災者の支援をし、弔意の石碑も建立し、戦争で実現しなかった当時の東京オリンピック招致に力を注ぎ、反戦を唱えて時の内閣に睨まれ戦地に送られ、結局、マラリアで亡くなりました。
どうも正しいと思った事を貫き通し、自身が疲弊する家系かと、心で苦笑いしております。
かつて母が、警察や検察に民間では到底考えられない方法で取り調べられ、調書にサインさせられ、そして他界するに至った経緯を思い返せば、この空の下、今も何処かで、司法の食い物にされている方が居るのではないかと気が気ではありません。
来年も、この日本から冤罪被害者がなくなるよう、戦前からの日本弁護士会の活動も応援しながら、世論を動かし、冤罪を行う者を法廷で裁くまで、県議の活動を行いながら頑張る所存です。
新年が、皆さんにとって、素晴らしい年になりますよう祈念しております。どうか良いお年をお迎えください。