
(写真提供:SK企画)
兵庫県議会が6月2日、第375回定例会を開会しました。
上程議案は、中東情勢緊迫化に伴う燃料高騰やナフサ(プラスチック等の原料)の供給不足に対応する約5.7億円の補正予算案他計16件、14億6千万を審議します。5日に各会派による代表質問、8日に一般質問が行われ最終日の11日に表決し、閉会となる見通しです。
元県幹部による文書告発に伴う私的情報漏えい問題を受け、知事の管理責任を問うとして給与を減額する条例改正案も審議する予定です。改正案は、3ヶ月間現行の30%削減から50%削減へと引き上げる内容で、知事が刑事告発されていた関係もあり、過去3回の継続審議を重ねました。
補正予算案は、原材料高騰に苦しむ県内中小企業への資金繰り、経営構造改革の支援を柱にして主な事業内容は下記の通りです。
相談窓口の設置および経営円滑化貸付の拡充は、緊急対策として実施済みとなっております。
– 特別相談窓口の設置:中東情勢の影響を受ける企業に向けた、資金繰り等の専門窓口を新設。
①総合相談窓口
内容:中東情勢を踏まえた企業の体制整備に関する総合相談
場所:ひょうご産業活性化センター「兵庫県よろず支援拠点」内
時間:9時~17時(祝日を除く月~金)
電話:078-977-9085
②資金繰り専門相談窓口
内容:中東情勢を受けた資金繰りに関する専門相談
場所:信用保証協会及び県に計8か所設置
時間:9時~17時(祝日を除く月~金)
電話:078-362-3321ほか
– 「経営円滑化貸付」の拡充:融資制度の対象を拡大し、1.45%の有利な金利を適用。中東情勢の影響を受け、以下のいずれかの要件を満たすことが条件。
・最近1か月間の売上高が前年の同じ時期と比べて5%以上減少していること
・中小企業で最近1か月間の売上高営業利益率が前年同期と比べて20%以上減少していること
貸付利率:1.45%
限度額:1億円 貸付要件:10年以内(据置2年以内)
– 経営構造改革への補助金:原油由来の原材料からの脱却を目指す企業や、地場産業の構造改革を支援。
– 脱プラスチックへの支援:ナフサ高騰・不足を受け、代替素材への転換や量り売りによるプラ使用量削減に取り組む県内小売店などを補助。
– 農林水産事業者の構造改革への支援

