武庫川女子大学の公江記念講堂で、阪神・淡路大震災30年防災シンポジウムに参加しました。会場前では、災害時に関する展示ブースも展開され、今後の災害の備えを喚起しておりました。
井戸元兵庫県知事の基調講演から始まり、自主的な避難生活の心得との共通テーマで各専門分野から発表があり、デイスカッションを通じて会場参加者と認識を深めました。
日常から地域の行事活動を通じ、人間関係を把握して避難所生活運営の向上に努めつつ、携帯・仮設・マンホールのトイレへの備えや衛生環境確保に向け、医療従事者との連携等、災害時有効に機能する地域での取組み強化や行政との関係を学びました。
避難所運営への備えは元より、自助での避難に留意し、阪神淡路大震災から30年を迎え、東日本大震災や各地の地震、風水害で培って来た経験をしっかり活かし次世代へ繋ぐ、各自の備えの重要性をあらためて認識しました。