兵庫県議会議員 四期北川やすとし

2016年5月20日

冤罪増長の可能性を含んだまま

本日の新聞で、かねがね私が取り組んでおります「取り調べの可視化」が、今国会で成立へとの記事が掲載されましたが、掛け声倒れの薄っぺらい法案にしか私には見えません。

神戸新聞NEXT|全国海外|総合|取り調べ可視化義務付け、成立へ

私が再三くりかえし申し上げており、またこの記事にも掲載されているように、可視化は全体の3%程度にしか満たず、現場の警察官の判断で可視化せずともよく、録音・録画せずともよい例外規定が多く、またその法案と併せて司法取引と通信傍受の拡大が盛り込まれており残念でなりません。

こちらは、別の記事のPDFです。 広い例外「冤罪防げぬ」

騙された亡き母の時がそうだったように、騙した人間が己の罪の軽減を図り、警察官の筋書き通りにすることで利害が一致し、結果、真相を歪めていくことは十分に考えられることです。

通信傍受の拡大も、さらに都合のいい解釈に利用されることは容易に推察できます。

費用の問題で例外規定もやむを得ないという元検察の記事もありましたが、今日のデジカメ等で録画は簡単に出来る訳であり、果たしてどれだけの費用がかかると言うのか疑問に思います。

いずれにせよ、取調室に例外なきカメラ設置・録画の義務化と、取り調べの可視化に対して強力な第三機関が必要と考えます。


投稿者:北川 やすとし

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